8SABA NEWS

日本有数の鯖の産地として認識されている八戸では、近年漁獲量の減少や漁期の遅れが続く傾向にあったが、令和4年度は漁獲量・魚体共に極めて不振となり、当協議会設立以来初めてブランド認定を見送った年になった。

現在、地物の鯖原料は枯渇しつつあり、今後の漁獲量回復も依然厳しい見通しである。このことは、鯖に関わる漁業、卸小売業、加工業、飲食業、観光業など地域の幅広い業種に深刻な影響を及ぼしている。

当協議会としては、「サバのまち八戸」を持続・再活性化させるべく、食べ方・調理方法などの鯖食文化の魅力発信、原料の供給方法、今後の協議会のあり方やブランド定義などあらゆる方策を検討し、今後の事業を展開する。